レオポルド・モーツァルト国際ヴァイオリンコンクールにてギドン・クレーメル氏より審査員特別賞を受賞後、5年に一度ポーランドで行われ伝統と格式あるヴィエニャフスキー国際ヴァイオリンコンクールで第2位を受賞している。確固たるテクニックにもとづく、歌心豊かな大きな演奏と艶やかな美音で常に注目を集めて来た。国内主要オーケストラと共演する他、マキシム・ヴェンゲーロフ氏からの信頼も厚く、彼から推薦を受けたポーランド主要オーケストラとも共演している。2016年春のトヨタ・マスタープレイヤーズ・ウィーンではソリストに抜擢され国内4都市でのツアーではウィーンフィルコンサートマスター、フォルクハルト・シュトイデ氏と共演し注目を集めた。紀尾井ホールほか各地でのリサイタルや、宮崎国際音楽祭・鎌倉芸術館ゾリステンなど室内楽にも力を発揮するほか、NHK はじめ「題名のない音楽会」などテレビにも度々出演し多くのファンを獲得している。2013年第24回出光音楽賞を受賞するとともに、これまでに「レコード芸術」誌の特選盤・推薦盤を含む4枚のCDをリリースしている。桐朋学園ソリスト・ディプロマコースに特待生として入学後、明治安田クオリティオブライフ及びロームミュージックファンデーションから全額奨学金を得てパヴェル・ヴェルニコフ氏のもとウィーン私立音大で学んだ。これまでに徳永二男氏から多くの薫陶を受けたほか室内楽は東京クアルテット、毛利伯郎・岩崎洸の各氏に学んでいる。