• 関朋岳【moon所属/提携アーティスト】

    Tomotaka SEKI

    ヴァイオリン

    VIOLIN

    © 井村重人

プロフィール

2024年第20回記念ハチャトゥリアン国際コンクール(アルメニア)にてヴァイオリン部門日本人史上初の優勝及び2つの特別賞を受賞。バルトーク国際コンクール2023(ハンガリー)にて第2位及び2つの特別賞を受賞。2024年第1回グリューネヴァルト国際コンクール(ベルリン)では全ラウンド満票にて優勝。2018年第16回東京音楽コンクールでは弦楽部門第1位。同年日本音楽コンクールでもファイナリストとなる。

ソリストとしては、これまでに日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、ハンガリー放送交響楽団、アルメニア国立交響楽団他、国内外の様々なオーケストラと共演している。

3歳から才能教育研究会にてバイオリンを始め、2007年にはテン・チルドレンのメンバーとして国内ツアーに参加。その後10歳にしてオーケストラと初共演を果たす。2010年全日本学生音楽コンクール小学校の部東京大会第1位、2011年全日本学生音楽コンクール中学校の部東京大会第1位。ロン・ティボー国際コンクール、クライスラー国際コンクールセミファイナリスト。東京音楽大学付属高校、及び東京音楽大学アーティストディプロマコースに特別特待生として在籍し卒業。在学中は福島育英会奨学生に選ばれる。その後はフランスのパリ・エコールノルマル音楽院にてフローリン・シゲティ氏に師事。これまでには原田幸一郎、神尾真由子、小林健次、神谷美千子、漆原朝子、守田マヤの各氏に師事。

オーケストラや室内楽にも精力的に取り組んでおり、オーケストラでは18歳より3年半NHK交響楽団アカデミー生として研鑽を積んだ。現在は東京交響楽団や東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団をはじめ様々なオーケストラにゲストコンサートマスターとして度々招かれている。室内楽では、2017年にチェルカトーレ弦楽四重奏団を結成し、第5期サントリー室内楽アカデミー生として活動。秋吉台コンクールやルーマニア国際コンクールで入賞、フィンランドでのクフモ室内楽祭ではオレグ・カガン メモリアルファンドを受賞する。フィリアホール、第一生命ホール、宗次ホールなど各地でリサイタルを開催し好評を博す。2021年にはTrio Gokokujiを結成し、ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール第2位。他にも、2023年ニューヨーク・ジャパンソサエティでの新作オペラにて弦楽四重奏メンバーとして初演を成功させ、またニューヨークのチェルシー音楽祭に室内楽奏者として参加するなど活動の幅を世界に広げている。

2022年度ローム奨学生。使用楽器は(株)日本ヴァイオリンより特別貸与されたFrancescoRuggieri