池内響(ﾊﾞﾘﾄﾝ)

Hibiki IKEUCHI(BARITONE)

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院修士課程音楽研究科声楽（オペラ）専攻修了。2015年、日生劇場《ドン・ジョヴァンニ》タイトルロールでオペラ・デビュー。2017年に渡伊。ミラノで研鑽を積み、2018年に第56回ヴェルディの声国際コンクール入選。2019年には、第20回リヴィエラ・エトゥルスカコンクール、第5回G. B.ルビーニ国際コンクール、そして第10回サルヴァトーレ・リチートラ声楽コンクールにそれぞれ優勝。同年、イタリア・オルテ市およびマッサ・マリッティマ市主催「リリカ・イン・ピアッツァ」にて《ラ・ボエーム》マルチェッロでヨーロッパ・デビュー。帰国後、2021年、日生劇場《ラ・ボエーム》マルチェッロで出演し絶賛された。2022年、第20回東京音楽コンクール声楽部門第1位及び聴衆賞を受賞。2023年は宮崎国際音楽祭《仮面舞踏会》レナート、日本フィル《道化師》シルヴィオ、モーツァルト「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」公演等へ出演。2024年3月にびわ湖ホール プロデュースオペラ《ばらの騎士》ではファーニナルで出演し絶賛される。9月から11月にかけては全国共同制作オペラ G.プッチーニ《ラ・ボエーム》（全8公演）マルチェッロ、12月には東京都交響楽団 ベートーヴェン「第九」公演等へ出演予定。2025年3月にはびわ湖ホール プロデュースオペラ『死の都』フランクで出演予定。

第37回姫路市芸術文化奨励賞、第25回坂井時忠音楽賞、2020年兵庫県芸術奨励賞の各賞を受賞。