小林海都
Kaito KOBAYASHI
ピアノ
PIANO
🄫Tsutomu Yagishita
1995年、神奈川県横浜市生まれ。
2021年9月にイギリスで行われたリーズ国際ピアノコンクールにて46年ぶりに日本人歴代最高位の第2位及びヤルタ・メニューイン賞(最優秀室内楽演奏賞)を受賞。その他ドイツのエトリンゲン国際青少年ピアノコンクールのカテゴリーB(20歳以下の部)にて歴代最年少優勝及びハイドン賞、ポルトガルのサンタ・チェチーリア国際ピアノコンクールにて第3位、東京音楽コンクール第2位、松方ホール音楽賞などの受賞歴を持つ。高校在学中に日本で行われたマリア・ジョアン・ピリス氏のワークショップにおいて留学を強く勧められ、高校卒業後に渡欧。ベルギーのエリザベート王妃音楽院にてピリス氏に師事。同氏の若手育成プロジェクトの一員としてイタリア、モロッコ、日本でのコンサートツアーを行った他、ポルトガルのベルガイシュ村での収録にも携わった。またオーギュスタン・デュメイ氏とも共演を重ねるなど、室内楽にも積極的に取り組んでいる。NHK交響楽団をはじめ国内のオーケストラ、さらには海外でもベルギー国立管弦楽団、バーゼル交響楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団など多数のオーケストラと共演。2022年12月には、東京・紀尾井ホール、ロンドン・ウィグモアホールにて、本格的なリサイタルデビューを飾った。中学生よりヤマハマスタークラス特別コースに在籍し、上野学園高等学校音楽科演奏家コースを特待生として卒業。エリザベート王妃音楽院での2年間の在籍を経て、バーゼル音楽院にて、学士課程、修士課程演奏科、修士課程ソリスト科を修め、2023年卒業。同時に最優秀修士リサイタル演奏に贈られるBrambilla賞を受賞。
これまでにピアノをマリア・ジョアン・ピリス、湯口美和、故ヴェラ・ゴルノスタエヴァ、横山幸雄、田部京子、クラウディオ・マルティネス=メーナーの各氏に師事。
2014年・2015年ロームミュージックファンデーション奨学生。江副記念リクルート財団第45・48回生。