ストリング・クワルテットARCO
String Quartet ARCO
アンサンブル
ENSEMBLE
© アールアンフィニ
数々の国内外のコンクールに入賞、またはオーケストラの首席奏者を務めるなど、
既に個人として高い評価を獲得している日本の音楽界期待の4人によって1996年に結成された弦楽四重奏団。
これまでに東京クヮルテット、アイザック・スターン、山崎伸子、原田幸一郎他の各氏の指導を受ける。97年JTアートホール室内楽シリーズ及び京都でデビューコンサートを開催、妥協のない音楽創りとエネルギッシュな演奏で好評を博す。
98年第3回宮崎国際室内楽音楽祭、北九州国際音楽祭に出演するほか、NHK-FMリサイタルへの出演、JTアートホール室内楽シリーズにおける定期的なコンサートの開催等、本格的な活動を開始。
99年第3回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門第3位入賞(日本人として最高位)。2000年ヴィオラの柳瀬省太を新メンバーに迎える。
同年9月にはビクターより1stCD「アンダンテ・カンタービレ」を発表、12月にはカザルスホールにてCDデビューコンサートが開催された。また02年3月には2ndCD「ハイドン:『皇帝』」をリリース。
これまで吉野直子(Hrp)、横川晴児(Cl)、田部京子(Pf)、赤坂達三(Cl)、大萩康司(Gt)、アワダジン・プラット(Pf)、カール・ライスター(Cl)の各氏と共演。
静岡AOI音楽館レジデントクヮルテット及び東京クヮルテットとのジョイントコンサート、NHK教育テレビ『シャルル・デュトワが若者に贈る音楽事典』、新日鉄コンサート、東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」、サイトウ・キネン・フェスティバルふれあいコンサートや武満徹メモリアルコンサート等に出演。近年のハイライトとしては、NHK教育「芸術劇場」やNHK-BS「クラシック倶楽部」で放送されたスティーヴ・ライヒの《ディファレント・トレインズ》で、大きな話題を集めた。
伊藤亮太郎(第1ヴァイオリン)Ryotaro Ito, 1stViolin
桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て、桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマコース修了。1989年日本音楽コンクールヴァイオリン部門第1位優勝。併せて黒柳賞、レウカディア賞受賞。93年マリア・カナルス国際コンクール第2位入賞。ティボール・ヴァルガ国際コンクール第3位入賞。94年チャイコフスキー国際コンクールにてディプロマ賞受賞。同年よりロンドンに留学し、ジョルジュ・パウク氏に師事。ロンドン、アムステルダムにてリサイタルを行う。これまでにローザンヌ室内管弦楽団、東京交響楽団、札幌交響楽団等と協奏曲を協演するほか、サイトウ・キネン・フェスティバル、アスペン音楽祭、宮崎国際音楽祭、倉敷音楽祭等、国内外の数多くの音楽祭に参加。2015年、NHK交響楽団コンサートマスターに就任。