ゲルゲイ・マダラシュ
Gergely Madaras
指揮
CONDUCTOR
Benjamin Ealovega
ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督。
ベルギー国内にとどまらず、ヨーロッパや南米へのツアーなどで共に演奏を続けている。
21年と22年のシーズンでは、フランクの生誕200年を祝い、オペラ、オラトリオ、管弦楽作品を取り上げて注目を集めた。
これまでにディジョン・ブルゴーニュ管弦楽団音楽監督、祖国ハンガリーのサヴァリア交響楽団首席指揮者を歴任。
現在ヨーロッパ中に活躍の場を広げており、BBC響、フランス放送フィル、チューリッヒ・トーンハレ、ブタペスト祝祭管、ミラノ・スカラ座フィル、リヨン管、フィレンツェ五月音楽祭管、オスロ・フィル等に定期的に出演。更に、メルボルン、クイーンズランド、ヒューストンでのデビューを成功させている。
2022/23シーズンは、ロンドン・フィル、フランス放送響、トゥールーズ・キャピトール管、パリ室内管、リール国立管、スイス・イタリアーナ管、東京都交響楽団、広島交響楽団などにデビューを飾った。
現代音楽への接点も多く、ベンジャミン、エトヴェシュ、クルターグ、ミュライル、フランチェスコーニなど数多くの交流がある。ブーレーズとは2011-13年にルツェルン音楽祭でアシスタントコンダクターとして薫陶を受けている。
オペラ指揮者としても、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、オランダ国立オペラやジュネーブ大劇場、ハンガリー国立歌劇場などに登場しており、今シーズン、ブリュッセルのモネ劇場へのデビューも果たした。
1984年、ブダペスト生まれ。5歳からハンガリーやトランシルバニア、農民音楽家たちの民族音楽に触れ、その後、クラシックのフルート、ヴァイオリン、作曲を学び、ブダペストのリストアカデミーのフルート学科、ウィーン国立音楽大学の指揮科をそれぞれ卒業している。