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ユンソン
Young SONG
チェロ
CELLO
完璧なテクニックと温かい感性を併せ持つ、母国韓国で最も人気のあるチェリストのひとり。オーケストラとの共演やソロリサイタルで高い評価を得ているほか、室内楽奏者としても幅広く活動している。
これまでにカーネギーホール、リンカーンセンター、フランクフルト・アルテ・オーパー、サル・ガヴォー、チューリッヒ・トーンハレ、フィンランディア・ホール、ウィグモアホールなど、世界の主要ホールに出演している。また、マルタ・アルゲリッチ、ユーリ・バシュメット、チョン・ミョンフン、アルト・ノラスなど、著名な音楽家との共演も多い。国際音楽祭への出演も多く、これまでにラインガウ音楽祭、メクレンブルク・フォアポンメルン音楽祭、ヴェルビエ音楽祭、プラド・カザルス音楽祭、マテウス音楽祭、プロシア・コーヴ国際音楽家セミナー、ハラレ国際芸術祭に参加している。また、フィンランドのナーンタリ音楽祭や、別府アルゲリッチ音楽祭、サントリーホールARKクラシックスにも定期的に出演している。ソリストとしては、イギリス室内管、ニューヨーク室内管、フィラデルフィア室内管、タピオラ・シンフォニエッタ、ヘルシンキ・フィル、フィンランド放送響、ドミニカ国立響、読響、新日本フィル、オーケストラ・アンサンブル金沢、京都市響、北チェコフィルハーモニー管、ニュージャージー響等と共演している。 2015年には、5つのリサイタルプログラム、9つの協奏曲、27の室内楽曲を演奏するという意欲的なスケジュールをこなし、これに連動して、ジェイソン・ヴィーオ、クアトロシエントス、アルト・ノラスを招いた「ユン・ソンの偉大な演奏家シリーズ」と題するコンサート・プロジェクトを企画、好評を博した。録音ではこれまでに5枚のCDをリリース。アヴィラム・ライシャルトとの共演によるブラームスのチェロ・ソナタ集はオクタヴィア・レーベルからリリースされている。
9歳でソウル・フィルにデビュー。その後、ジュリアード音楽院プレカレッジに学び、「最高アーティスト・リーダーシップ賞」を獲得して卒業。英国王立ノーザン音楽大学では、RNCMコンクール第1位およびSEMグループ協奏曲賞を受賞した。2002年には、フィンランドで開催されたパウロ国際チェロ・コンクールで入賞。同年、韓国のクラシック音楽アーティストを代表する韓国文化大使に任命され、60カ国200都市以上で公演を行った。