ツアー&プロジェクト

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ワディム・グルズマン(ヴァイオリン)

来日時期: 2019年4月
イスラエル国籍のヴァイオリニスト、ワディム・グルズマンは、現在演奏会場で聴くことのできる演奏家の中でも、とりわけ卓越した演奏家のひとりである。そのテクニックと感性は、19,20世紀の巨匠たちの黄金時代を彷彿とさせ、その情熱とエネルギーは21世紀へのあるべき姿を提示する。 評論家、聴衆の双方から、輝かしい技巧、深い精神性が賞賛されており、ソリストとして、また人生の伴侶でもあるピアニスト、アンジェラ・ヨッフェとのデュオで、世界各地で演奏を続けている。 グルズマンは、定期的にロンドン・フィル、シカゴ交響楽団、イスラエル・フィル、サンフランシスコ交響楽団、シンシナティ、デトロイト、ヒューストン、シアトル、ミネソタの交響楽団、ミュンヘン、ドレスデン、ベルリン・ドイツ、チェコ・フィル、シュツットガルト放送響、ロンドン交響楽団等に招かれている。 世界的な指揮者たちとも共演が多く、晩年のメニューインをはじめ、ヤルヴィ(ネーメ、パーヴォ、クリスチャン)、ティルソン・トーマス、ソヒエフ、リットン、メルクル、ヤノフスキ、サラステ、パールマン等の名前が挙げられる。また、大野、広上、下野等、日本人指揮者とも共演している。 ヴェルビエ、ラヴィニア、ロッケンハウス、カザルス、シュヴェツィンゲン、ラジオ・フランス等の音楽祭でも活躍。 2014年のベルリン・フィル定期演奏会、クリーブランド管定期での成功を受け、今後もドホナニー指揮でボストン響へのデビュー、リットンとのワシントンナショナル響、シャイー指揮ライプチヒ・ゲヴァントハウス管など、メジャーな活動が目白押しである。 現代音楽の解釈にも定評があり、数多くの初演に携わっており、2016年には、アウエルバッハのヴァイオリン、合唱とオーケストラのための作品をベルゲン・フィル、スイス・ロマンド管、BBC響(プロムス公演)で世界初演の予定。 グルズマンは、レコーディング活動も活発で、ビス(BIS)レコードと専属契約を結んでいる。最近の録音としては、コルンゴルドとリトアニアの作曲家、ドヴァリオナスの協奏曲を収めたCD(ネーメ・ヤルヴィ指揮、ハーグ・レジデンティ・オーケストラ)、バーンスタインのセレナーデ、バーバーの協奏曲を収めたCD、グラズノフ、チャイコフスキーの協奏曲を収めたCD(アンドリュー・リットン指揮、ベルゲン・フィル)等が挙げられ、なかでもベルゲン・フィルとのCDはディアパゾン・ドール年間最優秀CD(協奏曲)に選ばれた。 1973年にウクライナで生まれ、ヴァイオリンの勉強を7歳の時にはじめた。 1990年にイスラエルに移るまで、ロマン・スネ、ザハール・ブロンに、後にヤイル・クレスにテル・アヴィヴで師事した。 グルズマンは、更にアメリカのジュリアード音楽院で、ドロシー・ディレイと川崎雅夫に師事した。 使用楽器は、シカゴのストラディヴァリ協会の厚意により長期貸与された、レオポルド・アウアーが使用していた1690年製のストラディヴァリウス。