ツアー&プロジェクト

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イサン・エンダース(チェロ)

来日時期:2018年5月
イサン・エンダースは作品への深い洞察と探求心、幅広いレパートリーで既に新世代の演奏家としての地位を確立している。1988年ドイツ人と韓国人の音楽家の両親のもとに生まれた。12歳のときにミヒャエル・ザンデルリンクのもとでチェロを始める。以後グスタフ・リヴィニウス、トゥルルス・モルクのもとで研鑽を積み、特にリン・ハレルからは多大な音楽的影響を受けた。

弱冠20歳でドレスデン国立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ドレスデン)の首席チェリストに就任、ドイツ史上最年少のセクション・リーダーになった。同管弦楽団には4年間在籍し、その間に同管弦楽団のドラマトゥルーグ兼コンサート・プランニング部門長であるトビアス・二―ダーシュラークと共にゴーリッシュ・ショスタコーヴィチ音楽祭を設立した。

ロンドンのサウスバンク・センターで開催されたミュージック・トゥデイ・シリーズへのデビューでフィルハーモニア管と共演したほか、これまでにフランス放送フィルハーモニー管、ソウル・フィル、スタヴァンゲル響、シュトゥットガルト・フィルらと共演、チョン・ミュンフン、ファビアン・ガベル、クリストフ・エッシェンバッハ、パブロ・ヘラス=カサド、エリアフ・インバル、ズービン・メータ、ヴァシリー・ペトレンコら著名指揮者のもと演奏を行っている。

最近の活動としてスタヴァンゲルとパリでウンスク・チンのチェロ協奏曲を演奏したほか、ソウル・フィルとの共演でデュティユー(韓国初演)とショスタコーヴィチのチェロ協奏曲を演奏した事が挙げられる。

室内楽にも積極的に取り組んでおり、特にイゴール・レヴィット、キット・アームストロング、キム・ソヌクといったピアニスト達と定期的に共演を重ねている。またハイデルベルク春の音楽祭やキム・カシュカシアンの招請によりマルボロ音楽祭などといった国際室内楽音楽祭にも度々参加している。

今後ボン・ベートーヴェン音楽祭、ケルン・フィルハーモニーホール、ラインガウ音楽祭、シューベルティアーデ等でイゴール・レヴィットのピアノでリサイタルが予定されている。

2017-18シーズンは、チェコ・フィルとのソウル公演でスタートし、以後ミュンヘン響、フランクフルト・ムゼウム管、蘇州響との共演やサンパウロ響へのデビューなどが予定されている。また日本ではイラン・ヴォルコフの指揮でウンスク・チンのチェロ協奏曲を演奏して読売日本響にデビューする。このほかネーデルランド・フィルハーモニー管とのベートーヴェンの三重協奏曲、シトコヴェツキー・トリオとの共演でチェンバー・ミュージック・ソサエティー・オブ・リンカーン・センターへ、またロンドンのウィグモア・ホールへの出演等が予定されている。

最新盤のバッハ:無伴奏チェロ組曲全曲は高い評価を得ており、「(エンダースは)思慮深く、非常に知的な若者」と絶賛された。 これまでにベルリン•クラシックス、SONYミュージック・エンタテインメントからCDをリリースしている。使用楽器は、1840年製ジャン=バティスト・ヴィヨーム。