ツアー&プロジェクト

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マティアス・ゲルネ (バリトン)

来日時期:2017年10月
プロフィール
マティアス・ゲルネは、その心地よい流麗なバリトンの声と、深遠な楽曲解釈によって世界的な名声を誇る。
ザルツブルク、ルツェルンなどの国際音楽祭やウイーン楽友協会、ニューヨークのカーネギーホール、ロンドンのウィグモア・ホール、ミラノ・スカラ座を始めとした世界的なコンサートホールに定期的に登場し、聴衆からの圧倒的な支持と称賛を集めている。

ゲルネの音楽上のパートナーとしては、ヴァレリー・ゲルギエフ、ロリン・マゼール、小澤征爾、サー・サイモン・ラトルといった世界的な指揮者や、ピエール=ロラン・エマール、レイフ・オヴェ・アンスネス、アルフレード・ブレンデル、クリストフ・エッシェンバッハといった著名なピアニストが挙げられる。

ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、ニューヨーク・フィル、ロサンゼルス・フィル、サンフランシスコ交響楽団などアメリカを代表するオーケストラ、さらにはフランス国立管弦楽団、パリ管弦楽団、ロンドン・フィル、ロンドン交響楽団、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルといったまさにヨーロッパを代表するオーケストラとの共演で、ヨーロッパ各地、アメリカ、オーストラリアそしてアジアの舞台に立っている。

1997年にザルツブルク音楽祭でオペラデビューして以来、マティアス・ゲルネはロンドンの英国ロイヤルオペラ、パリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場、マドリッドのレアル劇場、チューリヒ歌劇場、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場、ドレスデンのゼンパー・オペラ、日本のサイトウ・キネン・フェスティバルなど世界各地の歌劇場や音楽祭に出演を続けている。モーツァルトの「魔笛」パパゲーノから、ワーグナーの「タンホイザー」ヴォルフラムまでこなす幅広い声の柔軟性をいかんなく発揮し、近年取り組んだベルクの「ヴォツェック」、ヒンデミットの「画家マティス」、ライマンの「リア王」といった注意深く選ばれた作品のタイトルロール役では、研ぎ澄まされた声と性格描写に長けた演技が一体となり、まさにマティアス・ゲルネにしか成し得ない世界を実現している。
とりわけ、「ヴォツェック」においては、2014年3月にニューヨークのカーネギーホールでのウイーンフェスティバルで、ウィーン・フィルと共に演奏会形式で絶賛を博した直後、急病のトーマス・ハンプソンに代わりメトロポリタン歌劇場での公演を快諾。公演を圧倒的な成功に導き、ニューヨークのオペラファンを熱狂させた。

これまでにリリースした数々のCDはいくつもの賞を受賞しており、現在は、シューベルトの歌曲を11枚のCDに収めるシリーズのプロジェクトがハルモニア・ムンディで進行中である。

ロンドンの王立音楽アカデミーの名誉会員。2001年から2005年までデュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽大学で、名誉教授として歌曲科で教鞭を取った。
ワイマールに生まれ、これまでにハンス=ヨアヒム・バイヤー、エリザベト・シュヴァルツコップ、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの各氏に師事。