ツアー&プロジェクト

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ニコラス・ミルトン(指揮)

来日時期: 2017年4月
プロフィール
ニコラス・ミルトンは、自身の舞台上のカリスマ的な存在感と、演奏会・オペラとの多岐にわたるレパートリーのパワフルな解釈により傑出した名声を確立した。ダイナミックな指揮法と思わず惹きこまれる音楽的清廉さで知られ、現在オーストラリア人で最も卓越した指揮者の一人として国際的な注目を浴びている。

現在、各シーズンで約50公演をこなしているドイツ、ザールブリュッケン市のザールラント州立歌劇場の音楽総監督と首席指揮者を務めており、先シーズンは「タンホイザー」、「さまよえるオランダ人」、「ピーター・グライムズ」、「トスカ」、「蝶々夫人」、「カーチャ・カバノヴァー」、「ファルスタッフ」、「仮面舞踏会」、「ヘンゼルとグレーテル」、「ドン・ジョヴァンニ」、「魔笛」を上演。各一流歌劇場にも客演しており、ウィーン・フォルクスオーパー(椿姫、カルメン、ヘンゼルとグレーテル、こうもり、魔笛)やベルリン・コミッシェ・オペラ(ホフマン物語、カルメン、こうもり)などに6シーズン続けて客演。他にもドルトムントで「さまよえるオランダ人」、ライプツィヒで「ドン・ジョヴァンニ」、インスブルックで「西武の娘」、ミュンヘンで「魔笛」などを上演。

オーケストラとの共演も頻繁に行っており、これまでにロンドン・フィル、ベルリン・コンツェルトハウス管、ハンブルク北ドイツ放送響、シュトゥットガルト南西ドイツ放送響、ザールブリュッケン・ドイツ放送フィル、シュトゥットガルト・フィル、ドルトムント・フィル、ヴィースバーデン国立管、ダルムシュタット国立管、マンハイム国立歌劇場管、シュターツカペレ・ハレ、ブレーメン・フィル、ハイデルベルク・フィル、ラインラント=プファルツ州立フィル、フライブルク・フィル、リンツ・ブルックナー管、トーンキュンストラー管、ブダペスト管、オデンセ響、中国国立フィル、台湾フィルなど、ドイツ、オーストリア、スイス、イギリス、ハンガリー、フランス、スペイン、オランダ、アジアのオーケストラに客演。2013年にはマリス・ヤンソンスのアシスタント・コンダクターとしてロイヤル・コンセルトヘボウ管のヨーロッパ、アメリカツアーに同行した。

ニコラス・ミルトンは、指揮に専念する前は最年少でオーストラリアの主要なオーケストラのコンサートマスターを務め、ヴァイオリニスト、室内楽奏者としての輝かしい経歴を歩んでいた。アデレイド響のコンサートマスターとアソシエイト・コンダクターを務め、オーストラリアで名高いマッカリー・トリオのヴァイオリニストを8年間務めた。2001年からシドニーのウィロビー響の首席指揮と芸術監督を務め、2004年から2010年までイェーナ・フィルの音楽総監督を兼任、2007年からキャンベラ響の首席指揮者と芸術監督を務めている。またオーストリアのインフィアトラー響の首席指揮者も務めている。

シドニー音楽院にてヴァイオリンを学び、ミシガン州立大学、ジュリアード音楽院へと進学。ヴァイオリン、指揮、音楽理論、哲学の4つの分野で修士号を取得し、ニューヨーク市立大学で音楽学の博士号を取得。ヘルシンキのシベリウス・アカデミーにて高名なヨルマ・パヌラの薫陶を受け、1999年若手指揮者のためのシンフォニー・オーストラリア指揮者コンクールで優勝、また若手指揮者のためのロヴロ・フォン・マタチッチ国際コンクールで。2001年にはオーストラリア政府よりセンテナリー・メダルを授与、また2014-15年のミシガン州立大学の音楽分野における優秀卒業生に選ばれる。2015年にはオーストラリア首相の招きにより、オーストラリア=ドイツ・アドバイザー・グループに参加。2016年、オーストラリア勲章を授与。

これまでに50枚のCD録音を残し、2016年ジョゼフ・ムーグと共演したグリーグとモスコフスキのピアノ協奏曲の録音がグラミー賞のベストクラシック器楽賞にノミネートされた。