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2012/01/18 大野和士 トスカニーニ・フィル首席客演指揮者に就任

大野和士、2012/13年シーズンから、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任、契約は3年。
就任初年度には、マーラー交響曲第6番、ワーグナー「ワルキューレ」演奏会式上演、ヴェルディ・ガラコンサートなどが予定されている。
また、13年10月に開催される、トスカニーニ国際指揮者コンクールに於いて、名誉総裁(プレジデント)を務める予定。
同オーケストラは、2002年トスカニーニ財団の設立と同時に発足。ローマ・サンタ・チェチーリア管、トリノ放送響と並んで、オペラ劇場に所属しない、イタリアの3つのシンフォニー・オーケストラの一つ。2007年には初代音楽監督ロリン・マゼールと共に、日本ツアーを行い成功を収めた。大野は、マゼール退任後しばらく空席だった、オーケストラのポジションを占めることになる。

「私が賞を頂いた第3回トスカニーニ指揮者コンクールから25年が過ぎました。
この年に、パルマに帰ってくることになったことには、感慨深いものがあります。この25年の私のキャリアの中で、
トスカニーニ、そしてヴェルディ(パルマ近郊ブッセート出身)の占める位置は、常に大きいものがありました。
二人とも、音楽と人間、音楽と社会についての深い考察をし続けてきた音楽家だからです。
今、世界中が厳しい状況にある中、彼らの高邁な哲学は、より高い意味を我々にもたらすでしょう。
音楽が私たちの魂にとっての救いであり続けることを指し示すでしょう。
そのことを、このオーケストラと共に、実証していきたいと思います。」
(本人談、ガゼッタ・ディ・パルマ紙)