アーティスト

藤木大地 声楽

プロフィール

2012年、日本音楽コンクール声楽部門第1位。権威ある同コンクールにおいて、史上初めてカウンターテナーが優勝したことは、大きな話題となった。


13年5月にボローニャ歌劇場に開場250周年記念として上演されたグルック「クレーリアの勝利」マンニオ役に抜擢されてデビュー。続いて6月には同劇場でバッティステッリ「イタリア式離婚狂想曲」カルメロ役で出演、11月には日生劇場でのライマン「リア」エドガー役(下野竜也氏指揮・読売日本交響楽団)を好演。2017年4月にはライマン「メデア」(2010年ウィーン国立歌劇場初演)ヘロルド役で日本人カウンターテナーとして初めてウィーン国立歌劇場にデビューすることが発表されるなど、バロックからコンテンポラリーまで幅広いレパートリーで国際的な活動を展開する、現在最も注目を集めるアーティストのひとりである。


02年東京藝術大学卒業。05年新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリア・ボローニャ、ロームミュージックファンデーション奨学生としてウィーンに留学。

03 年に新国立劇場公演「フィガロの結婚」(U.シルマー氏指揮)クルツィオ役でテノール歌手としてデビュー。11 年に歌手活動をカウンターテナーに転向。同年ローマ国際宗教音楽コンクールのファイナリスト。12 年、第31回国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクールにてオーストリア代表として2年連続で選出され、世界大会でファイナリストとなり、ハンス・ガボア賞を受賞した。 


近年では、14年にオーケストラ・アンサンブル金沢のニューイヤーコンサート(井上道義氏指揮/全国4公演)、日本フィルハーモニー交響楽団(藤岡幸夫氏指揮)との「第九」アルトソロ、京都芸術センター主催のモノオペラ「ひとでなしの恋」(世界初演)主演。15年は王子ホール「バロック・ライヴ劇場」での鈴木優人氏との共演、いずみホールオペラ2015「魔笛」、東京オペラシティ文化財団主催「B→C:バッハからコンテンポラリーへ」公演では、バロックから現代作品まで幅広いレパートリーを確かな表現力で見事に歌い上げ絶賛された。


16年は7月に兵庫県立芸術文化センターで行われたブリテン「夏の夜の夢」(佐渡裕氏指揮)に主演。8月には、没後20年を迎えた作曲家「武満徹」を特集した第11回Hakujuギター・フェスタに出演。SONGSを絶唱し好評を博した。17年1月には第60回NHKニューイヤーオペラコンサートに4年連続出演するなど活躍の場を広げている。

15年第19回松方ホール音楽賞受賞。15年度第25回青山音楽賞青山賞受賞。ウィーン国立音楽大学大学院(文化経営学)修了。

声楽を鈴木寛一、マイケル・チャンスなどの各氏に師事。宮崎県出身。ウィーン在住。