アーティスト

大澤建 声楽

プロフィール

日本大学芸術学部にてホルンと声楽を専攻後、二期会オペラスタジオを優秀賞を受賞して修了。修了公演≪魔笛≫のザラストロを好演し、その深く力強い声が注目を浴びた。その後、二期会公演≪運命の力≫、≪バラの騎士≫、≪蝶々夫人≫、≪カルメン≫等に出演し、豊かな声量と存在感溢れる演唱で好評を得る。


 1993年、小澤征爾指揮によるベルリオーズ≪ファウストの劫罰≫でソリストを務め、高い評価を得たのち渡独。ドイツ・ニーダーザクセン州オスナブリュック市劇場第一バス・ソリストとして専属契約を結ぶ。≪ドン・カルロ≫フィリッポⅡ世、≪ローエングリン≫国王、≪ホフマン物語≫クレスペル、≪セヴィリアの理髪師≫バジリオ、≪魔弾の射手≫隠者、≪三つのオレンジへの恋≫国王等を持役としてドイツ各地で活躍、「洗練された歌唱と深い響きのバス」、「迫真の演技」等々、新聞・専門誌上で好評を得た。

 1997年秋以降、日本に活動の拠点を移し、日生劇場モーツァルト・シリーズ≪魔笛≫、≪コシ・ファン・トゥッテ≫、読売日響≪ピーター・グライムズ≫、名古屋フィル≪ワルキューレ≫等の出演が続く。加えて日生劇場≪セヴィリアの理髪師≫、神奈川県芸術文化財団主催≪モモ≫等にも出演。


1999年には、二期会公演≪タンホイザー≫領主へルマンで重厚な歌と演技が絶賛された。2000年は東京フィル・オペラコンチェルタンテでのシュレーカー≪はるかな響き≫日本初演、フィリップ・グラス≪ピース・シンフォニー≫日本初演、二期会公演≪魔笛≫、新国立劇場≪サロメ≫、大阪フェスティバルホール≪コシ・ファン・トゥッテ≫、二期会公演ブリテン≪真夏の夜の夢≫、東京フィル≪オテロ≫、新国立劇場≪魔笛≫等に出演。


2001年はサントリーホール・ホールオペラ≪ドン・カルロ≫、チョン・ミョンフン指揮≪魔弾の射手≫、新国立劇場≪ナブッコ≫等に出演するほか、東京フィルをはじめ国内主要オーケストラと共演。2002年は、新日本フィル定期≪ファウストの劫罰≫、モーツァルト劇場≪ペレアスとメリザンド≫、新国立劇場≪椿姫≫へ出演。


 また、ヘルムート・ヴィンシャーマン指揮のドイツ・バッハ・ゾリステンと共演するなどオラトリオ、リートの分野においても活躍しており、バッハから現代作品まで幅広いレパートリーを持ち高い評価を受けている。二期会会員。